2024.9月号 vol.254
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今月のトピックス
採用定着⑬
今回は【面接率をアップする方法】について。前回はライバルの存在を意識しつつ「もう他社に決まった」という事態を防ぐ方法についてお伝えしました。今回は、面接前に応募先の印象を悪くしてしまうことを防ぐため、自社でできる努力についてお伝えしたいと思います。
総論としては「応募者の利便性に資する」「手間を惜しまない」という姿勢が共通のポイントになります。面倒臭いなぁ、と思われるかもしれません。ですが、ライバルも常に、あなたと同じ人材を欲しがっている以上、これは絶対に必要なことです。
求職者は大抵の場合、複数の企業に応募しています。つまり求職者は、企業によって少しずつ異なる情報をきちんと整理しなければなりません。面接の日時や応募書類、当日必要なものなどなど。多くの求職者が在職の身なので、これはなかなか面倒なことなのです。更に応募してから数日が経つと、メモを探したり、情報を集める手間がより面倒になってしまいます。転記ミスなどもあるかもしれません。こうした背景が面接に行かない理由である「忘れていた」「行くのが億劫になった」という状況につながります。
そんな中、面接前の良きタイミングで「必要な情報がまとまった案内状」が送られてきたらどうでしょうか?まず間違いなく好印象ですよね。送らなかったライバルに差をつけることもできます。そして、面接日程や持参するものを忘れられることも防げます。また、求職者が自ら情報を洗い出す必要がないため、億劫に思う気持ちも低下するでしょう。
案内状に書くべき内容は次の通りです。「社長(代表)の自己紹介」「配属予定先の責任者の自己紹介」「配属予定先のメンバーが働いている風景やメッセージ」「配属予定先での一日の勤務の流れ」「面接の流れ」「面接会場までの経路」自己紹介文には写真を添えましょう。相手の顔が見えるというのは、安心感を与えます。大切なのは、求職者に「働いている自分の姿」を具体的にイメージしてもらうことです。
人はよくわからない状態を怖がるので、鮮明にイメージがわくほど、面接への不安をやわらげる効果があります。
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夏の高校野球、各地で予選が進み、ぼちぼち代表校も決まってきています。
母校の野球部は残念ながら二回戦で早々と敗退してしまいました。
もう何年優勝していないのか?監督でも選手でもいいから救世主が現れてくれないか?というのがイチOBの本音です。