「鶴見緑地公園」
先日、梅雨の合間に鶴見緑地公園にある紫陽花を観に行ってきました。
風車のある花壇は有名ですが、紫陽花が咲いている場所は、その花壇とは違う場所のようで、案内地図にも載っていないため、広い公園内を汗を拭きながら、あちこちと歩き回ることになりました。
その日は、「ベトナムフィスティバル」が開催されていて、「紫陽花が咲いているところを見ませんでしたか?」と、尋ねるため、地元の日本人を探すのにも一苦労。
尋ねても、首をひねる方ばかり。お母さんと来ていた小さな男の子が「あっちに咲いてたよ。」と案内してくれたのは、青い紫陽花が二輪。「綺麗に咲いてるね。よく見つけたね。ありがとう。」とお礼を伝えました。が、「これじゃあ、ないのよ。」と心の声が聞こえたのか、お母さんが「昔、いっぱい咲いている紫陽花を観たんだけど、どこだったかな?山のエリアではなかったと思うわ。」とのこと。申し訳なさそうに、一緒に探そうとしてくれたのを、丁重にお断りして、その親子とはここでお別れしました。諦めて駅へ向かおうとしたものの、フィスティバルの人混みを避けようと、温室のある方面へ遠回りして歩いていました。連なって咲いている紫陽花を発見。小道に入っていくと想像以上の紫陽花がたくさん咲いていて、フォトスポットになっていました。公園に来てから一時間が経っていました。
反対の道からやってきた、あの親子に遭遇。うれしくて、「ここにありましたよ。あの人に教えてあげたい。」とお互いに思っていたことを知りました。
紫陽花と人のやさしさに癒された一日でした。 (高上)
#紫陽花
#鶴見緑地公園
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