テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2006.7月号 vol.38
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: 新しい助成金
今回は、4月より新しく創設された助成金の一部をご紹介いたします。『中小企業相談委託助成金』と『パートタイム助成金』です。
前者の概要は、雇用保険の適用事業主で、必要な計画書を提出し、職業相談(メンタルヘルスを含む)を外部の専門機関に3ヵ月以上委託した場合に支給されます。金額は、原則、申請事業主が委託契約に基づき支給申請日までに支払った費用の額の3分の1で、雇用保険の一般被保険者数によって、最大10~100万円まで決められています。率直にいうと、最近企業側に求められているメンタルヘルス対策を施しているケースに対して、助成をしようというものです。産業医を除く医師・保健師・看護師・精神保健福祉士・産業カウンセラー・・臨床心理士等が配置されている専門機関への委託であることなどが要件となります。
後者は、パートタイマー(PT)向けに正社員と共通の処遇制度の導入、PT向けに新たに処遇制度導入、正社員への転換制度の導入、短時間正社員制度の導入、教育訓練の実施、健康診断・通勤に関する便宜の実施などを実施し、対象者が出た場合に対して一時金で受給できます。それぞれ金額は決まっていますが、組み合わせることによって30~80万円になります。おそらくPTを雇用している場合、時給扱いで雇用しており、評価制度を取り入れているケースはまだまだ希少と思います。今後、先送りになった就労時間による社会保険の加入の制限も見直され、非扶養配偶者の控除の廃止、企業の家族手当の改廃が進んでいく情勢からパートタイマーと正社員の線引きがなくなりつつあります。育児休業に関する法律も整備され、女性が出産以降も会社に在籍するケースも増加していくと思います。どちらも助成額は大きくないかもしれませんが、会社として、旧来の概念を変えた対応を迫られている分野です。賃金を含む人事制度の見直しは急務となるでしょう。お問い合わせは上記連絡先まで。

今月のトピックス
テキスト ボックス: また暑い季節がやってきました。
来月は、20年ぶりの高校の同窓会で帰省します。本当に時の経つのは早いものです。自分の意識は、全く変わってないのですが。久々の再開、楽しみやら怖いやら。
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