テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2007.2月号 vol.45
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: 評価面談
最近、退職金・企業年金の制度改定のお手伝い以上に賃金制度の改定のお手伝いが非常に多いです。参院選挙後に先送りになるかもしれませんが、いわゆる残業代の割増率引き上げ、ホワイトカラーエグゼンプションに対し、残業代を定額制にしたり、常態化している残業については最初からそれを見越して基本給を再設計する、また、この機会に諸手当も同時に見直すというケースがよくあります。
この場合、体系の枠組みつくりも大切ですが、それ以上に評価制度の導入をお勧めしています。そこには、「コンピテンシー」という考え方を使います。
コンピテンシーとは、「できる社員の行動特性」とでも言いましょうか。心理学から発展した手法の一つです。完璧・公平・公正な評価はできっこありません。だからといって評価制度はいらないということはありません。というより、経営者・幹部の腹の中では、すでに評価は決まっています。それを具体的に文章や数値にして表していないだけのことです。ほとんどの社員は変化を嫌い、新しいことを始めることに対して嫌悪感を抱いたり、腰が引けたりします。評価者となる方も今までにそんな作業をしたことがないので、考課者・評価者への訓練も必要となります。
『「決定」で儲かる会社をつくりなさい』の著者である株式会社武蔵野の小山社長も評価面談が精神的に一番疲れる仕事である、と述べています。ほとんどの会社でお聞きするのが「うちの社員はそんなことをやらせても・・・」という悲観的なセリフです。「基本給が上がらない」「しくみを作ったけど、使えない」「フィードバックもしない」では社長の意図も伝わらず、モチベーションアップにも繋がらないと思います。退職金の運用を個人に任せるという「401K」の導入時に行う投資教育では、予想以上に従業員の目の色が違ってきます。責任を負わせる、また会社はこう考えていると伝える機会を定期的に設ける場を設けることは絶対必要だと思います。お問い合わせは上記連絡先まで。
今月のトピックス
テキスト ボックス: パート労働者の厚生年金適用の話がありますが、業界からの反発が強いようです。試算によると週20時間以上の勤務で年収65万円以上が適用となると流通・サービス業界企業の保険料負担が300億円増、個人も年13万円以上となるそうです。安倍さんでは強行突破は無理かな。
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