テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2007.6月号 vol.49
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: やりましたね、石川遼くん。久々の男子ゴルフ界の明るい話題です。昨年のハンカチ王子といいハニカミ王子(石川くんのこと)といい、周囲に感謝の気持ちを持っているあたり、日本もまだまだ捨てたもんじゃないと感じました。結局は親御さんの教育なのでしょうか?テキスト ボックス: 消えた年金
今回は、久々に社会保険労務士らしく年金制度についてお話します。
公的年金は、従来、転職や結婚のたびに別の年金番号を付与していたため、一人で複数の番号を保有していましたが、これを統合するため、1997年に加入者一人にひとつの基礎年金番号制度をスタートさせました。しかし、統合が完了せず、今でも5,095万件の記録が宙に浮いた状態になっています。昨年8月から問い合わせがあったもので、社保庁が「記録が存在しない」と回答した約22万件のうち「領収書」などに基づいて記録を訂正したものが国民年金で86件、厚生年金で1件あるとのことです。今回、5年経過したら消滅してしまう給付の権利を「年金時効停止措置法案」によって、当初までさかのぼって訂正しようとしています。しかし、実態は、現在給付を受けている方はその対象になりますが、まだ加入者である現役の方はやはり証拠となる書類がないとさかのぼって訂正してくれるのはムリのようです。安倍さんは、調査するといっていましたが今からできるのならとうの昔にやっていたでしょう。件数から考えてもおそらく無理でしょう。小生もサラリーマンから自営業に変わった経緯もありますから自分自身の記録も大丈夫かいなと思ってしまいます。心当たりのある方は是非一度確認されるべきと思います。
また、今年4月から年金の「離婚分割」がスタートし、来年4月から「3号分割」が施行されます。詳細は割愛させていただきますが、特に後者の「3号分割」は平成20年4月以降の離婚については、夫の同意なくとも妻からの一方的な請求によって平成20年4月以降の厚生年金部分は強制的に第3号被保険者であった妻の権利となります。4月に年金分割の請求が全国で293件あったそうですが、男性からが75件、女性からが218件だそうです。また「分割した場合の受給額のデータ入手」のサービス利用が昨年10月からで11,162件(うち女性9,557件)もあったそうです。男性諸氏ご注意を。
今月のトピックス
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