テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2007.11月号 vol.54
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: 亀田一家の一連の動向がマスコミを賑わしています、というより、勝手に持ち上げて引きずり落としてという感じですが。ジャーナリストの鳥越俊太郎さんが言ってました、謝罪会見でも「です、ます」などの丁寧語を使(え)わないのに非常に違和感を感じると。誰の責任なのでしょうか?大人は反省しないといけません。テキスト ボックス: 行動分析と人材育成
人事制度改定のお手伝いの主である「評価制度」を作る際に、弊社では「行動分析学」を採り入れています。「行動分析学」とは、端的にいうと、会社が期待する行動をなぜ従業員ができないかを解明し、行動の問題を解決することです。仕事のやり方を知らなかったり、何がどれだけ期待されているのか分からなくて仕事の成果が上がっていないことは多いはずです。よって評価項目にもなるのですが、コンピテンシーの概念などを使い、より具体的にやることを列挙します。その次にそのやったことが繰り返されるように仕掛けをします。ある行動が起こるということは、その行動は何らかの出来事(刺激や条件)によって強化されます。
石田淳氏が著書の「短期間で組織が変わる行動科学マネジメント」の中でも書いていますが、「60秒ルール」というのがあり、人はある行動をしてから60秒以内に報いればその行動を繰り返す、60秒を過ぎてしまうとどんなに報いても行動は継続しない、といわれています。しかし、会社内でいちいち金一封を出したりするは大変ですからポイントカードにスタンプを押したり、チェックリストにマルを入れる、その都度「感謝」を言葉や文字にする、など「行動を認める」ということを目に見えるカタチにすることが不可欠です。最もお金も手間もかけずにできるのはすぐに褒めてあげることだと思います。褒めるのも技術はいりますが。必ず効果が出ますからやってみる価値はあります。
私も当初は、管理職は人間性も磨いていかないと部下の教育はできない、と思い込んでいました。しかし、人間性が優れているに越したことはありませんが、それを待っていられるほど余裕のある会社はどれだけあるのでしょうか?やはり使える「しくみ」は作らなければなりません。仕事ができない、人間関係がうまくいかないときにその原因を他人や自分の性格や能力や適性のせいにして、問題解決のためのアクションを取らない「個人攻撃の罠」に陥らないように。お問い合わせは上記まで。
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