テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2008.3月号 vol.58
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: 「ゆとり教育世代」の恐怖
書店で上記のタイトルの書籍(柘植智幸著・PHP出版)を見つけ、迷わず購入しました。いくらかのセミナーに参加したり、新卒の採用に関わる人事担当者の方から聞くお話がまさにこの本の内容に通じることでした。これからの経営者や担当者は本当に大変ですよ、と。賛同した点をいくらか挙げますと、「いじめは社会に出てもあるのだということを子供に教えなくてはならない。」
「会社と「ゆとり教育世代」は水と油。」
「本音と建前が通用しない。」
マズローの5段階欲求説でいうと、社会やコミュニティで自分を認めてもらいたいという「自我の欲求」は、今までにさんざん甘やかされ、ちやほやされて十分満たされているから、いきなり「自己実現の欲求」を求めてくるとのこと。よって金銭的な欲求をオールド世代ほど求めない。だからボランティアに参加するのは、20代の若年層である、とのこと。なぜこの仕事をしなければならないかという説明をしてあげて、理解した上でないとついてこない。オールド世代とのそのギャップを埋められないと、若者は簡単に会社を辞めていくのである。そして会社は社員が辞めるたびに労基署・ハローワークなどに駆け込むリスクを覚悟しなければなりません。かといってその若い世代を避けて会社は存続できるだろうか?結論は無理です。これから少子化によって史上空前の採用難が中小企業に押し寄せてきます。以前、ここでも書いたような「行動分析学」などを応用して、若年層に一定の理解を示し、仕事のやり方、教育の仕方をシステム化しておかないと、私たちの根性論は通用しなくなり、自社に、人が集まらなくなり、衰退していくでしょう。そしてゆくゆくは、能書きばかりで仕事しない日本人に変わって、アジアの外国人に雇用がシフトしていくのでしょう。このお話は「外国人の労働者受け入れは日本をダメにする」(小野五郎著・洋泉社)にありますので、また別の機会に。

テキスト ボックス: 2日に篠山ABCマラソンに参加し、見事完走できました。脚は痛みますが、心地よい痛みです。折角走り出したので、メタボ対策も含めて続けたいです。今月のトピックス
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