テキスト ボックス: 上にも書きましたが、立て続けに牛肉とうなぎの産地偽装がありました。どちらも大好物なのでとても残念です。もう表示も信用したらあかんということですね。田舎の畑で自給自足をまじめに考えないといけません。テキスト ボックス: 落書き
先日、イタリアのフィレンツェの大聖堂に落書きをして停学処分になった大学生、解任された有名高校野球部の監督のニュースがありました。一瞬、日本人もついにここまで落ちたかと思いましたが、よくよく考えてみると昔からこの手の落書きはあったような気がします。
日本人はもともと「旅の恥は掻き捨て」の発想はありました。そこに行ったという達成感からそのような行動になるのでしょうが、昔と決定的に違うのは、あるコラムニストの言にもありましたが、世の中は豊かになったようだが、この出来事は精神の貧困な時代の象徴であると。全く同感です。
たとえば、どこかで地震などの天災があって、ボランティアとして真っ先に現地に赴くのは、20歳代以下の人たちだそうです。いわゆる自己実現の欲求を満たそうとする人が多い世代なのではないでしょうか?ボランティア活動を否定するつもりはこれっぽっちもありません。ただ、モノにあふれ、何不自由なく育った最近の若者は、お金ではない別のところに自分の価値観を見出そうとします。ハングリー精神を持てというほうが、ナンセンスなのかもしれません。競争や理不尽な待遇を受けたりしたことのない子が、ゲームのリセットをするように、自分が嫌なら3年以内にどんどん辞めていきます。すぐに会社を辞めることが明らかにキャリアダウンになることに気づいているのか、いないのか定かではありませんが。このような若者を雇う経営者、管理職は心理学などのテクニックとノウハウがこれからは必要です。習得していなければ管理はムリ、といっても過言ではないでしょう。よく、うちの社員にそんな(悪い)ヤツはいない(性善説)、そんな前向きな(優秀な)社員はいない(性悪説)などと聞きます。しかし、一連の食品偽装の発覚は、すべて(元)従業員の密告であることを肝に銘じておきましょう。何もわかってないのは経営者と管理職だけかもしれません。ぜひ管理職のマネジメント教育を。
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