テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2009.6月号 vol.73
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス:  村上春樹氏の最新作「1Q84」を買いました。1・2巻に分かれているのですが、それぞれ500ページ以上にわたる長編です。発売前から予約殺到し、38万部まで重版が決まっているそうです。アマゾンでも内容を明かしてないのにこれですから、すごいものです。世の中、まさにイメージと好き嫌いで動いてますね。テキスト ボックス: 子供の就活に親が出る
 5/30付けの日経新聞に「子供の就活に親が出る」という記事がありました。概要は、就職活動に悩む子を心配して、大学の就職説明会に顔を出す保護者が増えているとのことです。広めの会場を用意しても予想をはるかに上回る参加希望者のため、追加で説明会を開催したケースもあるようです。
親の側からすると、就職のなかなか決まらない子を見て居ても立ってもいられない心境なのでしょうが、それが決して我が子のためになっていないことが理解できないのでしょう。「一生懸命やっているのに、親から『もっと頑張れ』と言われ、つらい思いをした」という子の言い分もあります。会社が求めている人材とは、どういったものなのか、がわからないのでしょうね。
私は、今も野球をやっていますが、今の小学生のチームを見ても、あまりにも親が入れ込みすぎている感があります。父兄間のトラブルに子が巻き込まれているケースもあります。
弊社のお客様の会社である問題が起こり、当事者である新入社員の親御さんからクレームが来ました。事の是非はさておき、それが現実なのです。また別の会社では、社員本人から退職の申出があって会社も受理したのに、その後、その奥様がクレームを申し入れてきました。どのケースも「あいつ(本人)は、そんなことを言うヤツじゃないのになあ。」という意見でした。これからの経営者・管理者の皆さんは社員本人だけでなく、その周辺の方たちも相手にしなければなりません。やはり、アナログ回帰になってしまいますが、社内運動会のようなイベントや星野元阪神監督のように奥様の誕生日に花束を贈るような粋な計らいをする必要があるのかもしれません。大手企業なども経費削減のため社内運動会、社内旅行、社宅や独身寮を廃止したケースが頻発しましたが、メンタルヘルス対策やリスクマネジメントの為に外部機関に多額のお金を支払っているのは本末転倒のような気もしますが。
ご不明の点は、上記まで。
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