テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2010.1月号 vol.80
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。
テキスト ボックス: 発行元:〒540-0012
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戦略人事コンサルタント 品川典久  
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テキスト ボックス: 買い物と評価
今、弊社では、人事労務の見直し・整備のお手伝いの業務の他に「マーケティング支援」もしています。人事とマーケティングは、全く畑違いと思われるかもしれません。
小阪裕司氏の著書『「買いたい!」のスイッチを押す方法』の中で、顧客の購買行動を創り出すには、購買行動に目を向けることが重要と述べています。具体的には、顧客がどのような行動を経て自社の商品を購入するのかを見るために「買う」という最終行動に移るまでを細かく分解します。
たとえば、家具店で椅子を買うまでの行動を分解すると①店内に入る②椅子に気がつく③椅子の前まで足を運ぶ④座ってみたくなる⑤座ってみる⑥ちょっと買いたくなる⑦店員を呼ぶ⑧詳しく説明を聞く⑨さらに買いたくなる⑩購入を検討する⑪購入を決意する⑫お金を払う、並べてみるとこんなものでしょうか?しかし、どこかの段階で止まってしまえば購入に至りません。顧客の行動をあらかじめ手製のPOPやリーフレットのツールを要所要所に用意して、計算づくで次の行動に移していくのです。やみくもにチラシを配ったり、DMを送ったり、割引チケットを手渡すだけでは、確率は高まりません。
評価基準を作る場合も、まず、会社が求める行動をできる限り細かく列挙してもらい、相対評価をしてもらった後にできている人とできていない人の違いを検証できるようにしていただいています。弊社でお手伝いした会社の求める行動項目は、やっている仕事によって内容は変わりますが、少なくとも200から300項目に細分化していただいています。評価制度を作るのも、管理職を育成するのも、売上を上げるのも、相手(顧客・部下)の行動を、想像力を働かせて細分化して検証しやすくすることだと思います。そして、次の行動段階に移してもらうのに、効果的なツールを準備すること、これをやっておけば、すべてに応用が利きます。売上が上がらないのは、景気が悪いせいではありません。新年を迎えたところで、もう一度今のやり方を検証していましょう。ご不明の点は、上記まで。
今月のトピックス
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テキスト ボックス: 新年あけましておめでとうございます。
毎度毎度書いてて申し訳ないですが、もうマラソンのために走らなければ。。。
今年もよろしくお付き合い下さい。