テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2010.12月号 vol.91
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス:  エコポイントが12月から半減するということで、3,4時間待ちでテレビ等を購入しようと家電量販店に行列ができています。私は、あきらめて来年の7月までには買い換えようと思っていますが、他の買い物で行って質問しようと思ってもなかなか店員がいなくて、えらい迷惑でした。月も変わったらマシになるんでしょうか?テキスト ボックス: お金目当て
先日、玉川大の松元准教授などが行った実験で、面白いことでもお金稼ぎが目的になると楽しめなくなり、自発的なやる気が低下することが、脳活動の変化として裏付けられました。松元准教授によると、勉強やボランティア活動をしている子供に、思いがけないご褒美をあげるのは励ましになる。しかし、最初から成績に応じた小遣いを約束すると「やらされている」感覚が生じ、小遣いをもらえなくなったときに意欲が低下する恐れがあるそうです。これまでの心理学の行動実験では知られていましたが、脳科学実験で確認されたのは、初めてだそうです。これはオトナの世界でも通じる話ではないでしょうか?賃金体系を変えたところで、社員のモチベーションは上がりません。これは、今までお手伝いしたケースで間違いなく言えることです。制度を変える目的は、がんばっている人に報いるだけです。がんばる人は言わなくても、がんばるし、そうでない人はいくらニンジンをぶら下げても、反応は鈍いです。しかし、がんばっている人が報われるしくみにしていないと、いい人も辞めていってしまいます、よっぽど人間ができていないと。
先日、心理学の講座を受講しましたが、新しい発見もありました。一端をご披露すると「ペーシング」という、テクニックがあります。もうお一方と向かい合って、太極拳のようなゆっくりした動きを私がやり、相手が息を合わせながら、同じ動きをするというワークです。最初は、なかなか息が合いませんが、ずっとやっていると違和感がなくなってきて、逆にこちらが相手の動きに合わせているかのような錯覚を起こします。やってみて気づきましたが、これが息を合わせるということかと。そして、「リーディング」というこちらのペースに引き込むということは、まず相手の「ペース」に合わせることなんだと気づきました。トレーナー曰く、社員同士でこのワークがうまくできない会社は、コミュニケーションがうまくいっていないというのが一目でわかるそうです。ご興味あれば、上記まで。
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