テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2011.3月号 vol.94
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: FFS理論4
今回もFFS理論の続きですが、前回、「生産性【問題解決力】と満足度【同質性】が一致するとは限らない。しかし、一致すると思っている企業が多い」という下りがありました。これを補足しますと、FFS理論によるチームビルディング分析をさせていただく場合、メンバー間の相性を表す①「同質性」、もし、このチームに明確な上下関係・役割分担がある場合に自然と補い合えるチームかどうかを見る②「垂直補完」、メンバー間がフラットな間柄のチームだったら、補い合えるメンバー構成かどうかをみる③「水平補完」があります。これらの観点で、チームを分析させていただいた場合、ほとんどが①の同質化している、もっと言えば、ほとんど思考行動パターンの同じ人の集まり、と言うケースが誠に多いです。理論の考え方の中で、同じ人がずっと採用担当をしていると、その人と相性の合う人を採用していくので、20年で会社が同質化していくといわれています。中小企業は、社長ないし経理(総務)担当者がずっと面接して採用決定していくので、実際そうなっているケースをよく見かけます。トップ(社長)にたまたま行動力があり、スキルに長けた方であれば、社員間の関係性の悪さも隠してしまいます。そういう社長にとっては、自分の言うことを聞く社員が「いい社員」であり、業績が悪化したから、ある日突然「もっと考えろ」「自主性を持て」と叱咤激励しても、もともとそれができない社員を採用しているので、「笛吹けど踊らず」の状態に陥ります。別に社員が悪いわけでも何でもありません。日頃から既存メンバーとは「異質な人材」を採用する心がけがないと知らぬ間に「踊らない」社員ばかりになってしまいますので、客観的な判断基準を入れましょう。それは複数の目を通したり、採用担当を定期的に変えたり、FFSなどのような数値化できるツールを使ったり。アジアカップを制したサッカーの日本代表チームも選手が語っていたように、最後はチーム力で勝ったと言っていたのは、皆さんもお感じの通りでしょう。ご不明の点は、上記連絡先まで。
今月のトピックス
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テキスト ボックス: 今週末(3/6)には、篠山マラソンに出場します。来月号で、結果をお知らせします。その前にHPで速報します。
猫ひろしには負けますが、目指せ、4時間30分以内の完走!!