テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2011.10月号 vol.101
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: 近畿地方を中心に12号、15号と立て続けに台風が来て、近年まれに見るぐらいの被害を受けました。震災も含めて、今年は、災難が多いです。今年ももう1年のうち3/4が過ぎましたが、もう天災事変がないことを祈ります。テキスト ボックス: 2冊分が1分で伝わる
みなさん、「尾木直樹さん」をご存知でしょうか?ピンと来ない方もいらっしゃると思いますが、「尾木ママ」と言ったら、わかるのではないでしょうか?
今テレビを点けたら、見ない日はないぐらい大人気になっている教育評論家です。ブレークしたきっかけは、明石家さんまの「ほんまでっか!?TV」で、オネエ言葉をいじられてから、キャラクターが確立し、今の大人気になりました。しかし、私もこの方を以前から存じ上げていましたが、もともと中学校の先生で、衆議院の特別委員会の委員もされていた偉い先生なのです。「金八先生」の「腐ったミカンの方程式」も尾木さんの実体験をモデルにした実話だそうです。小生が感銘を受けたのは、当時パソコンや高性能なプリンタもなく、手書きの「ガリ版」で毎日「学級通信」を発行されていたことです。その数は22年間で4,000号にも及びました。この「シエスタ」も毎月発行していますが、「継続発信」として見習わなくてはならないと痛感しました。また、この大人気に一番驚いているのは、ご本人だと思いますが、こう述べています。「本を何冊書いても伝わらない。テレビでの10秒20秒の一言で簡単に伝わるはずがない、そう思っていたのに、伝わっていた。いくら論理的に説得しても相手に伝わらないのに、一言で相手の心にストーンと落ちている。脳がリラックスしているとき、波長があう形で柔らかく言われると肝心な部分が伝わるんだ。岩波新書で2冊書いたことが、バラエティで1分で伝わることもある。」と。何が言いたいかというと、お客さんにモノを買っていただくのも、部下を指導するのも、理屈や常識だけでは通じないということです。もちろん理屈は大事な要素であることは間違いないのですが、相手の心理を意識したアプローチをしないと、いくらいいモノを扱っていても、気持ちが通じるとは限らないということです。おそらくマーケティングの勉強をされたわけではないでしょうが、この勘どころを押さえているのはすばらしい、そう感じました。
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