テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2011.11月号 vol.102
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: 今号は、月末には発送しているので、大阪マラソンのことは触れられませんが、盛り上がったことでしょう。
やっぱ、出たかったあ。
テキスト ボックス: 新インナーゴルフ
今回は「新インナーゴルフ」という本の紹介から。なんと2002年初版なのですが、現在のメンタルヘルス問題について、明確に記述しています。これはびっくりでした。とにかく何にでも使えるのです。ゴルフ、テニス、野球、スポーツはもちろんビジネス、特にメンタルヘルス対策、自己認識にも使えます。人は誰でもリソース(資源)を持っています。外的なものとの闘い(アウターゲーム)に終始し、結果や周囲の評価ばかりを気にし、自身の本来持っているリソースに気づいていない、活用できていないケースが非常に多いです。最近パッとしない石川遼選手が爆発的なスコアを叩き出したのは記憶に新しいところです。これは急にゴルフがうまくなったわけでなく、結果を求めるエゴ(欲)からも解き放たれた状態だったといわれています。しかし、これは遼クンだけでなく、誰でもその境地に入れるのです。「アウターからインナーへ」の移行は、我々の環境を物理的な対策だけでコントロールするのは限界があり、メンタル面での問題解決に目を向けない限り、現代の社会問題の根源に迫るのは不可能です。次世代の革新は、個人や組織が人間の内に潜む可能性をもっと大切にし、素直な人間表現を妨げる内側の力を克服できるようになることから始まるでしょう、とも述べています。ただし、このインナーゲームという考え方は、簡単なメンタルトレーニングで身についたり、技術的な練習を省略するためのものではありません。青木功さんも言っています。「ゴルフはメンタルなスポーツだというが、自分は嘘だと思う。イメージトレーニングのおかげで勝てました、と発言する若手に限って、次の週からは元の木阿弥になることが多い。大事なのは、やっぱり体だ。心技体ではなく、体技心ではないかと思う。」まさに同感です。インナーゲームは、まさに自分の「体」への信頼とその活かし方についての方法であり、最近流行のイメージトレやメンタルトレ、自己暗示などの「心の技術」とは、根本の発想を別にしているとのことです。もっと自分自身の内側の能力に任せてみませんか?くわしくはまた次回。
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