テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2011.12月号 vol.103
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: 毎年書いてますが、またあっという間に今年もおわりです。
先日亡くなったアップル社のスティーブ・ジョブズ氏も言っていましたが、「今日が人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことを本当に私はやりたいだろうか?」毎日悔いなく生きたいと思います。
<next>テキスト ボックス: 強みと弱み
弊社ではFFS(5つの因子とストレス)という考えを基にした診断を使って、採用や育成の支援をしています。これは、80問の簡単な質問に直感で答えていただき、結果として、タイプ分類とストレス状態を数値化するものです。結果として出てくるその方の「弱み」をカバーするのではなく、「強み」にフォーカスして、最大限のパフォーマンスをあげてもらうことを念頭に置いています。自身の強みを文章にして、自己認識の材料にしていただいています。
しかし、最近思うのですが、強みをどう活かしたらいいのかがわからない方(本人)、上司、経営者が多いと感じています。「彼の強みは○○的なところなのね?そうやね、でもそれをどうしたらいいの?」手前味噌になりますが、FFSという理論はすばらしいと思っていますが、それをうまく活かしきっていない、もっといえば弊社がうまくリーディングできていないと痛感しています。たまたま「さあ、才能(じぶん)に目覚めよう~あなたの5つの強みを見出し、活かす~」(日本経済新聞出版社)という書籍を知人からご紹介いただきました。この本の内容が、文字通り「強みの活かし方」について、明確に述べていました。いろいろあったのですが、共感したくだりは、「従業員一人ひとりとその人の強みについて徹底的に話し合うこと」「適切な人材を確保するには、かなりの時間と資金を費やしてでも最初の採用の段階で厳選しなければならない」「研修にかける時間と資金は、従業員の弱点を矯正してスキルギャップを埋めるのに費やしてはいけない」といったところでしょうか。研修に行かせたり、勉強は大事ですが、その前にやはり自社に、あるいは該当部署に向いていない資質の人、すなわち合わない人を入れてはいけません。一旦採用して辞めさせれないのなら、異動させるか、違ったキャリアパスを用意しなければなりません。メンタルヘルス問題も含めて、本人ないしは周囲のパーソナリティに委ねるのは限界があります。弱点を見つけ、矯正するのはそろそろやめませんか?また次回。
今月のトピックス