テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2012.10月号 vol.113
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス:  違う出版社から関連本が2、3冊出てますが、内容は大体同じなので、いずれか1冊見られたらいいと思います。
1年もすでに4分の3が終わりました。個人的には、来年まで続く大殺界が早く通り過ぎてほしいものです。
<next>テキスト ボックス: ドケチ
今回は、「日本一のドケチ社長」で有名な未来工業の山田相談役の著書から。カンブリア宮殿(テレビ東京)にも出演されて、ご存知の方も多いと思いますが、いわゆる「ホウレンソウ(報連相)禁止」1日の所定労働時間「7時間15分」「残業禁止」「タイムカードなし」「有給休暇除く年間140日の所定休日」などなど様々なアイデアの実行で有名な岐阜県に本社のある電気設備資材メーカーのお話です。こういう取組みをしながら、毎期経常利益率15%以上を計上しています。おそらくご存知の方はこの会社の取組みについて、「その会社だからできるんでしょ?」と捉えている方も多いと思います。私もそう解釈する面もありますが、一番心に残っているのは「常に考える」という全社的なスローガンで、社内のいたるところに「常に考える」と掲示しています。いかに所定内に残業せずに仕事を終わらせるか?それが個々人の最大のテーマになります。そして早く帰宅して家族と過ごす時間を作る、やりたいことをやる、という善循環になっているようです。私も真似て、iPhoneのリマインダーに毎朝「常に考える」と通知されるように設定しています。そして、もう一点は相手が営業先(お客さん)でもそうでなくても、常に相手が喜ぶこと、感動することを考えたほうがいい、公私の区別なく。小生もですが、どうしても、仕事とプライベートを分けようと思いがちですが、そういう思いではなかなかいい発想が生まれず、結局相手は感動したり、共感してくれませんね。最後に掲載されていたエピソードでひとつ。相談役が見学で訪問する会社では必ずペットボトルのお茶が出てくるそうで、その理由は大概「人件費が高いから」。相談役曰く、「うちは沸かしたお湯にお茶葉を入れて、急須で茶碗に一杯ずつ入れてお客さんに出す、それならお茶一杯に1円もかからない、人件費が高いというならまず、そこの計算からすべきではないか?」とのこと。トンチンカンなところでケチろうとする「勘違いドケチ」が多いとのことでした。真似できる手段はあるかわかりませんが、何はともあれ、まずやってみることです。
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