テキスト ボックス: FirstGlobal メッセージ
siesta
2013.1月号 vol.116
*シエスタとは、スペイン語で『昼寝』の意味です。
   リラックスしながらお読み下さい。

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テキスト ボックス: 夢への道しるべ
昨年県予選で160㌔を出した花巻東高の大谷翔平投手が北海道日本ハムに入団しました。当初卒業後直接メジャーリーガーを目指すと宣言し、ドラフト指名をされても日本のプロ球団には行かないと言っていました。しかし、日ハムが果敢に指名し、粘り強い交渉で翻意させました。その要因のひとつとなった表題のプレゼン資料が球団公式HP(http://www.fighters.co.jp/news/detail/3251.html)で公開されています(いつ削除されるかわかりませんので、念のため)。そこには日本人・韓国人選手のメジャー挑戦の実態のほか、競技別の海外進出の傾向や世界で戦うための日本人選手の手法などがまとめられています。たとえば、韓国では、高校卒業後、すぐに米球界に挑む選手が少なくないのですが、挑んだ29選手のうち、メジャーで活躍できたのは4人だけで、メジャーデビューそのものに全員が5~6年かかっているとのことです。インタビューや調査がよくなされており、きわめてロジックで客観的な考察となっています。ポジショニングマップなども盛り込み、ビジネス上のプレゼンにも大いに役立つ内容でした。資料では「早期渡米と長期活躍は今のところ結びつきが確認できず、むしろ日本で実績を上げるなかで、野球技術の確立、人としての自立を身につけることが長期活躍の可能性を高めている」と結論づけています。過去に密約が噂されるケースもありましたが、今回の件は違うでしょう。大谷君が順調に成長すれば、日ハムはおそらく数年後にポスティングでメジャーリーグの球団に譲って、数十億の移籍金を得ることでしょう。大谷君にはがんばってもらいたいものです。しかし、最近の球団経営も含めて日ハムの戦略は見事だとつくづく感じます。今回の資料の内容は大谷君が知りたかった、そして心を動かした内容です。相手の嗜好、傾向そして自身の強み弱み、全てを掴む努力を怠らず、感動を与える行動を続ければ、人のこころは動かせると思います。今年は特にそれを肝に銘じて1年を過ごしたいと思います。本年も何卒よろしくお願い申し上げます。
今月のトピックス
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テキスト ボックス:  新年あけましておめでとうございます。あらためてご案内しますが、現事務所の横の部屋を2月よりセミナールームとして借りることになりました。お客様の研修や勉強会なども考えておりますので、積極的にご活用下さい。