2023.12月号 vol.245
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今月のトピックス
採用定着④
前回、採用は「正しい知識」を知り、採用戦略を組み立てる必要がある、とお伝えしました。 早速結論になりますが、次の 3 ステップを 踏めば 、「良い人材」を獲得できるようになります。 ① 自社にとっての「良い人材」を明確にする。 ② その「良い人材」に向けてラブレターのような求人原稿を書く ③ そうして作った求人原稿をたくさんの人に知ってもらうルートに露出する 。今回は 、その中でも 「 自社にとっての良い人材を明確にする 」について。
そもそも「良い人材」って?漠然と「良い人が欲しいんだよね」とおっしゃる 社長は多いです。 しかし 、「良い人材」って、会社によって全然違 いますよね 。。。というのも 「 社長のキャラクター 」「 現場のニーズ 」「 今いるメンバーとの相性 」 こういった事情は会社ごとに当然違 います。 もっというと 、 同じ会社でも、その時々でメンバーが変わるし、経営環境も変わるので、必要な人材も変わって きます。よって 、実際「俺の分身がほしい」「俺みたいに動ける人がいい」「 いろんなことを 提案してくれる人がいい」こういう ことをおっしゃる 社長がいますが、じゃあ、「社長みたいにガンガン動けて、積極的だけど、社長さんの意見をあまり聞かない方ってどうですか?」と言うと「うーん 、 それは違うかな~ 」となる。大体の社長は、「(忙しいから、漠然と)分身が欲しい!」と言っているだけだったりします。
しかし 、実際は「自分とタイプが違う № 2の方がフィットする」なんてケースがよくあります。だからこそ、本当に自社に必要な「良い人材の定義」を明確にする。これをしない ことには 「漠然と採用して失敗する」のが目に見えてい ます 。じゃあ「具体的に、どうやって良い人材を明確にするの?」かというと「自社の魅力」を整理し「どんな人が合うのか?」を深掘りしていく、といった作業となります。
具体的には、自社の給料(近隣の競合と比べる) 、自社で働く「動機」、職場の雰囲気 、トップの人柄 、スタッフ間の関係性 などを整理する必要があります。続きは次回に。
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プロ野球のドラフト会議が開催され、前回お伝えした知り合いのご子息は慶応大の廣瀬君といいまして、ホークスに無事 3 位指名されました。これからが大変ですが、がんばってほしいです。