2023.1月号　vol.234

今月のトピックス

インボイス対応補助金
今回は、補助金の話です。ご存知のとおり、2023年10月より「インボイス制度」が導入されます。
23年10月以降はインボイスがないと、買い手は仕入れ時にかかる消費税の控除を受けられなくなり、消費税納税を免除されている売上高1千万円以下の免税業者は、インボイスを発行する課税事業者にならないと買い手から取引を打ち切られる可能性があり、どの事業者も検討を要するお話かと思います。
ただ、各方面の反発などもあり、まだまだ制度の見直しは図られるようですが。これに伴い、皆様もシステムやソフトの導入、整備を図られていることかと思います。ご存知だったり、すでにご活用されているかもしれませんが、インボイス制度対応へシステム・ソフト（ＩＴツール）を導入した場合、ＩＴ導入補助金（デジタル化基盤導入類型型）を利用できる可能性があります。概要だけ申し上げると、かかった費用の最大3/4、最大350万円まで申請できる可能性があります。
本補助金は、弊社もお手伝いしているものづくり補助金や事業再構築補助金と違って、基本的にクライアント企業とベンダー（販売会社、製品提供会社）が協力しながら、一緒に電子申請にて、申請する流れです。また、申請の対象となるツールは、事前に「ＩＴツール登録」されているものに限られ、なんでもかんでもではありません。
また、補助金申請に関して、原則、発注・支払いが済んでしまったものは申請できません。もし、上記のご予定があるのであれば、一度ベンダーさんに確認されてはいかがでしょうか？お伝えしたように、申請となるとベンダーさんに申請の手間が増えるので、嫌がられるかもしれませんが。笑
なお、同じタイミングで、パソコンやタブレットを導入すると、それらも申請の対象に含められる可能性があります。現在は第17次公募が12月22日期限で受付中、第18次公募が1月19日期限で予定されています。
何度も「可能性」と申し上げていますが、突っ込んで要件を確認すると、自社が要件に該当しないことは多々ありますので、ご容赦ください。弊社も一定のお手伝いはできますので、お声掛けください。

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サッカーのワールドカップカタール大会が開催され、日本はドイツに歴史的勝利を収めましたが、コスタリカに敗れてしまいました。スペイン戦の結果、決勝トーナメントへの進出の結果は本号が届いた後でしょうが、楽しみにしておきましょう、森保監督の言うように「一喜 一憂し過ぎず」に。